鼓膜損傷、すなわち音が聞こえる一番の要因である鼓膜という部分が傷を負ったり壊れてしまうことを言います。

症状は、鼓膜の損傷の度合いにもよりますが、耳が聞こえにくくなったりもします。

最悪の場合、完全に聞こえなくなることもあります。

また、耳に痛みを感じることがあったり、耳が詰まっているように感じることもあります。

出血することもありますし、めまいや耳鳴りといった症状が出ることもあります。

鼓膜を損傷させてしまう原因の多くは、なんと耳掃除です。

耳かきや綿棒などを使って、耳掃除をすると思いますが、その耳かきや綿棒が鼓膜をつついてしまって、鼓膜が損傷してしまうそうです。

普通に丁寧にやる分にはそう簡単に鼓膜は破れませんが、歩きながらやっていて耳の穴を強く押してしまったり、耳掃除の過程で耳の中に気になるものがあって(耳垢など)それを取ろうとした際に誤って傷をつけてしまうことがあるようです。

耳掃除以外なら、球技をしていてボールが頭や耳に当たるなどの頭部を刺激する事故が起きた場合も考えられます。

頭部に何かしらの衝撃が加わったら、すぐに病院へ行くようにしましょう。

ダイビングなど深い海に潜るときも注意が必要です。
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海以外でも、頭部に衝撃が加わらないように、普段から周りに目を向けて注意を払うことも大切だそうです。

また、頬を強く叩いたりすることで、鼓膜が損傷することもあるので、身近に暴力などを振るう人がいたら距離を置くといいかもしれません。